切り絵/大西良介

 数えうた

一つ
とや  人々一日(ひとひ)も 忘るなよ  はぐくみそだてし おやのおん

二つとや  二つとなき身ぞ 山桜 山桜  ちりてもかおれや きみがため きみがため

三つとや みどりは一つの 幼稚園 幼稚園  ちぐさに花さけ あきの野辺 秋辺の野辺

四つとや 世に頼もしきは 兄弟ぞ 兄弟ぞ  たがいにむつびて 世をわたれ 世をわたれ

五つとや 空言(いつわり)いわぬが 幼子の  幼子の まなびのはじめぞ よくまもれ よくまもれ

六つとや 昔をたずねて 今を知り 今を知り   ひらけやとませや わが国を わが国を

七つとや ななつの宝も 何かせん 何かせん よき友よき師は 身のたすけ 身のたすけ

八つとや 養いそだてよ 姫小松 姫子松  ゆきにも いろます そのみさお そのみさお

九つとや 心は玉なり 琢(みが)きみよ 琢きみよ  ひかりはさやけし 秋の月 あきの月

十とや とよはたみはたの 朝日かげ 朝日かげ  いよいよくまなし きみがみよ きみがみよ

                    「明治二十年 幼稚園唱歌 戦中戦後、時代に即して歌詞は変化している。」

うたごえサークル「おけら」様の「ヒトツトヤー
」で曲を聴かせて頂きました。


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